胃カメラ

当院の胃カメラについて

当院の胃カメラについて

当院は年間約6,000件の検査実績を誇る内視鏡専門クリニックです。大学病院レベルの最新の設備を導入し、熟練の内視鏡専門医が患者様の多様なニーズに応えたワンランク上の無痛胃カメラ検査を提供しております。

検査をお勧めするタイミング

胃がんは大腸がんに次いで2番目に多いがんとなっておりますが、早期発見さえできれば今では内視鏡手術によって完治できます。しかしながら、健診やドックで行われるバリウム検査では、残念ながら胃がんや食道がんを早期発見するのはかなり厳しいと言わざるを得ません。また、何か症状があってから検査をするというスタンスでは、進行がんの状態で見つかることが多く、早期発見はあまり期待できません。
以上より、症状がある時はもちろんですが、胃がんの発生率が上がり始める35歳を過ぎたら何も症状がなくても一度は胃カメラを受けることをお勧めします。また、健診やドックでバリウム異常やピロリ抗体陽性を指摘された場合にも必ず胃カメラを受けましょう。

当院の特徴

東大所属の日本消化器内視鏡学会専門医による質の高い胃カメラ検査

当院の特徴

当院での検査は「東大消化器内科所属」の日本消化器内視鏡学会専門医が胃カメラ検査を行っております。これまでの豊富な経験をもとに、迅速で正確な診断を心がけております。

鎮静剤を使用して寝ている間に終わる無痛検査

胃カメラというとツラいイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、当院の胃カメラはまったくツラくありません。鎮静剤を併用することで、寝ている間にあっと言う間に検査が終わります(約5分)。経口・経鼻のどちらにも対応していますが、鎮静剤を使う場合にはどちらからカメラが入ってるかすら分からない状態であり、あえて狭い鼻からやるメリットがあまりないので、基本的には経口での検査をお勧めしております。

ゆっくりと休めるリカバリースペースをご用意

ゆっくりと休めるリカバリースペースをご用意

鎮静剤を使用した場合、検査直後もまだ眠たいような状態です。当院では、プライバシーに配慮した専用のリカバリースペースをご用意しておりますので、意識がはっきりとするまでゆっくりとお休みいただけます。

夜間や土・日の胃カメラ検査にも対応

夜間や土・日の胃カメラ検査にも対応

平日はお忙しい方も多いことと思います。当院では、土曜日、日曜日(第1・第3)にも胃カメラ検査を受けていただけます。また水曜日は夜21時まで診療を行っておりますので、お仕事帰りに検査を受けていただくことも可能です。

胃カメラと大腸カメラの同日検査が可能

胃カメラと大腸カメラを同時に受けていただくことが可能です。当院では内視鏡検査を受ける約6割の方が、胃+大腸の同時検査を行っております(20分前後ですべての検査が終了します!)。
両方受けたいけれど時間がないという方、検査前の絶食などの準備を一回で済ませたいという方、胃も腸も異常がないかどうか一気に検査をして確認したい方はお気軽にお問合せください。

充実のアフターフォロー

充実のアフターフォロー

検査結果はすべて当日中に院長自ら実際の内視鏡写真を見ながら丁寧に分かりやすく説明いたします。また、当院にて切除できない病変があった場合には、院長の出身医局でもある東大病院に責任を持って紹介いたします。院長は今でも東大病院にて非常勤医師として消化器専門外来を担当しており、シームレスな連携により最短ルートで治療までの道筋を照らします。

胃カメラ検査で見つかる疾患

胃カメラ検査では、逆流性食道炎、食道がん、バレット食道、急性・慢性胃炎、胃潰瘍、胃ポリープ、胃がん、十二指腸潰瘍、十二指腸がんなどの病気の発見、ピロリ菌感染の判定が可能です。
食道、胃、十二指腸で起こる病気には、共通した症状を持つものが多く、このことががんなどの命にかかわる病気の発見を遅らせる原因の1つとなっています。また、胃の痛みやむかつき、下痢や便秘などに市販薬の使用で済ませてしまう方も少なくありません。これも、病気の発見の遅れにつながります。
また、血縁者に胃がん、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの既往がある場合には、ピロリ菌感染症が陽性である可能性も高くなります。ピロリ菌は、その持続的な感染を原因として慢性胃炎、萎縮性胃炎、胃がんのリスクが高くなることが分かっています。
当院では、大学病院レベルの高度な内視鏡システムを導入しており、検査中の組織採取とその病理検査、確定診断も行っておりますので、どうぞ安心してご相談ください。

百害あって一利なし〜ピロリ菌のお話〜

胃カメラでは、観察範囲となる咽頭(のど)〜食道〜胃〜十二指腸に見られるすべての疾患を診断することができますが、最も大事な情報はピロリ菌が感染しているかどうかです。 ピロリ菌は幼少期に胃内に感染し、慢性胃炎(萎縮性胃炎)を引き起こすことで胃がんのリスクを確実に高めます。感染率は高齢者で7-8割、中高年で3-4割、子供世代で数%と言われており、衛生環境(特に水道環境)の改善とともに感染率は著明に減少しています。 ピロリ菌の除菌を行うことで、胃がんのリスクを1/3程度に減らすことができるので、胃カメラでピロリ菌の存在が確認された場合には必ず除菌をしましょう。除菌は3種類のお薬を1週間内服するだけで完了し、その成功率は8-9割です。内服終了1ヶ月後に尿素呼気試験にて除菌に成功できたかどうかを確認します。

どうして定期的な検査が必要なの?

それは「定期的な胃カメラ検査」が胃がんを早期発見できる唯一の方法だからです。 胃がんの最大のリスクであるピロリ菌感染率は年々低下しており、長期的には減少傾向に転じることが予想されますが、胃がんはまだまだ多いがんです(大腸がんに次いで第二位)。そして、バリウム検査では残念ながら早期胃がんの発見は厳しく、何か症状があってからではすでに進行がんとなっている可能性が高いです。 また、ピロリ菌除菌により胃がんのリスクは決してゼロになるわけではなく、除菌後に胃がんが見つかることも少なからずあるので、油断せずに定期的に胃カメラを受けることが大事です。ピロリ菌感染歴のない方は2年に1回、除菌後の方は1年に1回の胃カメラ検査が推奨されています。

検査の流れ

検査予約までの流れ

  • 検査は完全予約制となっております。
  • 保険診療で検査を行う場合には、検査前に一度診察を受けていただくことをお勧めします(診察予約はこちら)。
    基本的には診察時に検査日程を決めます。
  • 当院での2回目以降の定期検査をご希望の方や、初めての方でも特に事前診察を希望されない方は、LINEやお電話にて検査日程を直接お決めいただくのも可能です。その場合には、検査日に初めてご来院いただく形になります。

検査の流れ

  • 前日21時までに食事をお済ませください。
  • 当日は午前の検査であれば朝食抜き、午後の検査であれば昼食抜きとなります。飲水やガム・あめ玉、ゼリー飲料などはOKです。
  • 検査の直前に点滴から鎮静剤が入り、寝ている間に検査は5分程度で終わります。
  • 検査後1時間程度お休みいただければお目覚めになりますので、同日中に結果を説明してご帰宅となります(病理検査に出した場合には、2-3週間後に結果を聞きに再度ご来院いただきます)。また、終了後1時間より飲食可能となります。

検査の費用

組織検査の有無や使用薬剤により多少前後しますが、基本的には5000〜10000円の範囲内には収まります(保険診療、3割負担の場合)。

3割負担

胃カメラ(観察のみ) 5,000円前後
組織検査(1臓器) 3,000円前後
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