大腸カメラ

大腸カメラについて

大腸カメラについて

当院は年間約6,000件の検査実績を誇る内視鏡専門クリニックです。大学病院レベルの最新の設備を導入し、熟練の内視鏡専門医が患者様の多様なニーズに応えたワンランク上の無痛大腸カメラ検査を提供しております。
大腸カメラでは、肛門から内視鏡を挿入し、大腸全体の粘膜を直接観察します。

検査をお勧めするタイミング

大腸がんは現在1番多いがんとされており、女性に限って言えば亡くなる方が1番多いがんでもあります。しかし早期の段階ではほとんど症状がなく、また便潜血検査では半分以上の早期がんは残念ながら引っかかりません。
以上をふまえ、大腸がんの早期発見のためには、40歳を迎えたら何もなくても一度大腸カメラ検査を受けることをおすすめします。その他、健診やドックの便潜血検査で陽性だった方、ご家族に大腸がんや大腸ポリープの既往がある方、血便・便通異常・腹部症状などの症状がある方も、年齢に関係なくお早目にご相談ください。

大腸カメラ検査の特徴

東大所属の日本消化器内視鏡学会専門医による精密な大腸カメラ

日本消化器内視鏡学会専門医による精密な大腸カメラ検査

当院では「東大消化器内科所属」日本消化器内視鏡学会専門医が、精密な大腸カメラ検査を行います。カーブの多い大腸の内視鏡検査は、医師の技量によって患者様の苦痛が大きく左右されます。丁寧に、かつスピーディに大腸粘膜を観察し、大腸がんをはじめとする病気の早期発見に努めています。

鎮静剤を使用して寝ている間に終わる無痛大腸カメラ

鎮静剤を使用してウトウトと寝ている間に苦痛なく大腸カメラ検査を受けられます。初めての大腸カメラ検査で不安が強い、以前に受けた大腸カメラ検査が苦しかったという方には特におすすめします。なお、検査時間は15分前後となります。

炭酸ガス送気により検査後のお腹の張りを軽減

炭酸ガス送気により検査後のお腹の張りを軽減

大腸カメラ検査では、粘膜をしっかりと観察するため、通常は空気の送気を行いますが、検査後もしばらく腸管内に空気が残り、お腹の張りや苦しさを感じることが難点でした。
当院では空気の代わりに炭酸ガスを送気します。ガスは検査後に速やかに吸収されるため、お腹の張りも短時間で消失します。

ゆっくりと休めるリカバリースペースをご用意

ゆっくりと休めるリカバリースペースをご用意

鎮静剤を使った場合には、検査直後にしばらく眠たいような状態が続きます。当院では、プライバシーに配慮したリカバリースペースを完備しておりますので、検査後はそちらでゆっくりとお休みいただけます。

大腸ポリープの日帰り切除手術に対応

大腸ポリープの日帰り切除手術に対応

大腸がんはいきなり発生するわけではありません。まず小さい大腸ポリープが発生し、それがだんだん大きく育ってく過程で初めてがん化します。そして、一般的に大腸ポリープは5mmを超えると、がん化のリスクが出てくるので切除する必要が出てきます。
当院の大腸カメラでは、発見した大腸ポリープをその場で日帰り切除し、がんの予防に努めております。ただし、ポリープの数が多い、サイズが大きい(一般的には10mm以上)、形態的に日帰り切除が困難というケースでは、入院した上での切除が必要となることもあります。その場合は、提携する医療機関をご紹介いたします。

大腸ポリープについて

土・日の大腸カメラ検査にも対応

夜間や土・日の大腸カメラ検査にも対応

平日はお忙しい方も多いことと思います。当院では、土曜日、日曜日(第1・第3)にも大腸カメラ検査を受けていただけます。「患者様のニーズになるべく応えることで検査のハードルを極力低くし、1人でも大腸がんで亡くなる方を減らしていきたい!」そう考えてます。

胃カメラと大腸カメラの同日検査が可能

胃カメラと大腸カメラを同時に受けていただくことが可能です。当院では内視鏡検査を受ける約6割の方が、胃+大腸の同時検査を行っております(20分前後ですべての検査が終了します!)。
両方受けたいけれど時間がないという方、検査前の絶食などの準備を一回で済ませたいという方、胃も腸も異常がないかどうか一気に検査をして確認したい方はお気軽にお問合せください。

充実のアフターフォロー

充実のアフターフォロー

検査結果はすべて当日中に院長自ら実際の内視鏡写真を見ながら丁寧に分かりやすく説明いたします。また、当院にて切除できない病変があった場合には、院長の出身医局でもある東大病院に責任を持って紹介いたします。院長は今でも東大病院にて非常勤医師として消化器専門外来を担当しており、シームレスな連携により最短ルートで治療までの道筋を照らします。

大腸カメラ検査で見つかる疾患

大腸カメラ検査では、大腸がん、大腸ポリープ、潰瘍性大腸炎、クローン病、過敏性腸症候群、虚血性大腸炎、大腸憩室症・大腸憩室炎、内痔核などを発見することができます。
便秘や下痢、腹痛などはほとんどの方が経験していますが、こういった症状が上記のような大腸の病気を原因として起こるということもあります。特に大腸がんはほとんど自覚症状なく進行します。一方で早期に発見できれば、完治する可能性も高くなります。
大腸がんの早期発見には、粘膜をカメラで直接観察する大腸カメラ検査が現在最も有効な手段です。また、がん化するおそれのある大腸ポリープを切除することで、大腸がんの予防に直結します。

どうして定期的な内視鏡検査が必要なの?

それは「定期的な大腸カメラ」が大腸がんを早期発見できる唯一の方法だからです。
日本人の3人に1人ががんで亡くなり、2人に1人はがんになる時代ですが、なかでも大腸がんは年間15万人以上の方がなる最も多いがんであり、女性に限れば亡くなる方が1番多いがんです。しかしその反面、大腸がんは早期に発見できさえすれば、内視鏡手術で完全に根治できるがんでもあります。
残念ながら、症状が出てから検査をしていては早期発見は厳しいことが多いです。また、健診やドックの便潜血検査で結果がマイナスだからといって大腸がんがないとは言い切れません。便潜血検査は便の中に血が混じっているかどうかを調べる検査なので、出血がなければ引っかかりようがないからです。そして悲しいことに、早期大腸がんの半分以上は出血しないので、半分以上の早期大腸がんは便潜血検査では見つからないということになります。
そのため、大腸がんを早期発見する唯一の方法は、定期的な大腸カメラとなります。大腸がんは必ず小さいポリープから始まり、それが大きくなることで初めてがん化します。つまり、定期的に検査を受けてポリープの段階で切除していれば、大腸がんで亡くなることは100%防げます。

40歳を過ぎたら大腸カメラを定期的に受けましょう。何もなければ2-3年に1回、ポリープを切除した場合は1年後に再検査を受けることをお勧めします。

検査の流れ

検査予約までの流れ

  • 検査は完全予約制となっております。
  • 保険診療で検査を行う場合には、検査前に一度診察を受けていただくことをお勧めします(診察予約はこちら)。
    基本的には診察時に検査日程を決めます。
  • 当院での2回目以降の定期検査をご希望の方や、初めての方でも特に事前診察を希望されない方は、LINEやお電話にて検査日程を直接お決めいただくのも可能です。その場合には、検査日に初めてご来院いただく形になります。

検査の流れ

  • 前日21時までに食事をお済ませください。これ以降の食事は禁止となります。なお、前日の食事は繊維質の少ないものをお勧めします。
  • 前日寝る前に下剤(錠剤)を内服していただき、当日は朝から2~3時間かけて1~2Lの下剤を飲んでいただきます。大腸がキレイになったのが確認でき次第、検査を行います。
  • 検査の直前に点滴から鎮静剤が入り、寝ている間に検査は15分程度で終わります。10mm未満のポリープはその場で日帰り切除します。
  • 検査後1時間程度お休みいただければお目覚めになりますので、同日中に結果を説明してご帰宅となります(病理検査に出した場合には、2-3週間後に結果を聞きに再度ご来院いただきます)。また、終了後1時間より飲食可能となります。

検査の費用

使用する薬剤によって多少前後しますので予めご了承くださいませ

保険診療、3割負担の場合

大腸カメラ(観察のみ) 7,000円前後
組織検査(1臓器) 3,000円前後
大腸ポリープ切除 20,000円前後
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